石が光を浴びた日

石が光を浴びた日

私の父は、昔から世界中を旅していました。

仕事は半分くらいで、あとはプライベートなものです。

毎回パスポートのページが足りなくなり、ページを増やす処置を受けていたのをよく覚えています。



 


月日が流れ、いろんなことが重なり、私は思いもよらず父の会社を手伝う流れになりました。

それからしばらく経ったとき、私は初めて会社に眠っていた石たちの存在を知りました。

 


コンテナいっぱいに入っている石たちは、昔、父がブラジルに行ったときに気に入り、大量に仕入れたものだといいます。

 

父は純粋で後先のことを考えず、直感で行動する永遠の少年です。美しさと神秘性に惹かれての衝動だったとか。特に販売などの目論見があったわけではなかったそうです。

 

長い年月ずっと暗いコンテナの中にいた石たちは、私が出したことで太陽の光を久しぶりに浴び、とてもうれしそうで喜びの声も聞こえてきそうな感じでした。



せっかく日の目をみた石たち。パワーストーンなどという言葉が巷にあふれる前に日本に来たもの。

 

今の時代、石は私たちにとって身近な存在になったとともに、どこから私たちの手元にきたのか?といったこともよくわからないものが溢れています。石はパワーがあるのはもちろんのこと、ネガティブなものも受けてしまいます。

 

うちにある石たちは、そういう意味では安心かも。だってコンテナで長年大切に保管されていたのですから!

 

父がただ石を気に入っただけ、というピュアな気持ちから来た石たちは間違いなくネガティブなものには触れてないと断言できます。

 

 

あのとき、そんな父の冒険の産物との出会え、ワクワクしました!


 

今は、この石が広く全国各地に届くことを考えて、さらにワクワクしています!

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